日本臨床心理士資格認定協会援助金助成事業の助成を受けた研究成果のご案内

三重県臨床心理士会では、日本臨床心理士資格認定協会「新型コロナ危機から立ち上がる『臨床心理士のこれから』を創新するための援助金助成事業」の研究援助を受け、「新型コロナウイルス感染症流行下における学校及び教職員の子ども理解のための臨床心理的支援の工夫について」という題目で研究を行いました。新型コロナウイルス感染症流行の折、今までの教育実践とは異なる柔軟な対応が求められる中で、先生方は子ども理解や子どもとの関係づくりに、日々様々な工夫をされていることと思います。本研究では、そのような先生方や子どもたちに、臨床心理士がどのようなお力添えができるかを検討しました。

その成果として、『コロナ禍における教師の工夫』として冊子にまとめました。本冊子では、小中学校の先生方に、学校や子どもたちの様子、そして先生ご自身の心の動きについて尋ね、先生方の思いや、その中で行っている工夫の抽出を行いました。また、付録には自主研修にご活用いただけるグループワークの資料を記載しております。

冊子の送付を希望される方は、josei.mie2022@gmail.comまでご連絡ください。コロナ禍で奮闘されている皆様に、少しでもご参考となることを願っております。