今年に入り、地震や噴火のニュースが流れるたびに、日本列島が100年に1度の地殻変動期に入った可能性が高いと言われるようになりました。それまでも、M8~9の南海トラフ大地震は、30年以内に70%程度の確率で発生するだろうと予測されていましが、それが身近に迫っているのではないだろうかと思わざるを得ない状況で、地元の自治体も現実的な対策を講じるようになってきました。

災害はいつやってくるかわかりません。いつ来ても大丈夫なように、平時からの準備が必要です。そのために、三重県臨床心理士会では、発災時には学校法人享栄学園・鈴鹿大学内に災害対策本部を設置することを決め、「災害対応マニュアル」を作成し、災害に備えています。

このホームページも、「災害対応マニュアル」だけではカバーしきれない資料をUPすることにより、三重県臨床心理士会の会員が、被災者支援を行う際に少しでも役に立つようにという想いで製作しました。“こころの専門家”としての役割に加え、被災者のニーズに合う活動をすることが臨床心理士に期待されています。その都度、新しい情報をUPしていく予定ですので、災害時に活用していただければと思います。

三重県臨床心理士会 被災者支援特別部会 会長 仲 律子
2015年7月


三重県臨床心理士会災害対応マニュアル」を掲載します。緊急支援時の活動にどうかご活用ください。


三重県臨床心理士会は大規模災害発災後は「大規模災害発災後の災害対策本部の設置について(覚書)」により、鈴鹿大学内に災害対策本部を設置することになっております。